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【機体名】化石甲竜 シェルザウラー (Fossil Armor Dragon Shellsaurer / FAD-S01)
**【全高】**82m(頭頂部まで)/甲羅頂部まで94m
**【重量】**550t(本体)+ミクロン圧縮予備装甲120t
**【動力】**第零世代・感情連動型無限動力炉「サイコリアクター〈龍魂(ドラゴニック・ハート)〉」
**【開発者】**故・龍島 太郎(タツシマ・タロウ)博士、および博士の娘である龍島 繭(マユ)技師(現・整備主任)
■ 機体設定
―「生命」としての誕生経緯―
異次元〈機械界(マシナス・フィールド)〉から降下した「完全機械生命体(メカノイド)」の大侵攻により、人類は絶望的な状況に陥っていた。従来兵器が通用しない中、龍島博士は「機械に対抗できるのは、機械でも火薬でもない。意志を持つ『生命』そのものだ」と提唱。
博士は古代のクワガタの甲殻硬度、中生代アンモナイトの圧力防御システム、そして発掘されたティラノサウルス類の遺伝子断片を特殊生体合金「バイオメタル・プライマル」に融合させ、**「生体と機械の境界を曖昧にする存在」**としてシェルザウラーを造り出した。
本機には物理的な「操縦席」は存在しない。550トンの巨体を動かすため、龍島博士は自らの生命を炉心に献じ、**「魂の融合(ソウル・フュージョン)」**という禁忌の技術を行使した。博士の魂と、本来は別の次元で生まれるはずだった「幼い龍の魂」が融合し、シェルザウラーのコアとして機能している。
現在、機体内の〈心臓部〉では、**「正義感と優しさに満ちた人間の魂(龍島博士の残滓)」と、「犬のように人懐っこく純粋な『龍』としての魂」**が共存している。二つの魂が完全にシンクロした際、サイコリアクターは理論値を超えて暴走し、奇跡を生み出す。
■ 動力源「サイコリアクター〈龍魂〉」
心臓部に収められた黒き結晶体。搭乗者(厳密には同居者)の**「感情の波動」**に共鳴して出力が変動する、未知の永久機関。
| 感情状態 |
出力レベル |
現象 |
| 安穏・休息時 |
5% |
通常維持モード。都市内での移動時はこの状態 |
| 戦意・勇気時 |
40-80% |
装甲表面にサイコ微粒子のオーラ発生 |
| 守護の強い意志 |
100-150% |
「竜神化(ドラゴニック・オーバー)」―物理法則無視の現実改変領域展開 |
| 絶望的な怒り |
未知数 |
危険領域。周囲時空の因果律まで改変する可能性 |
【サイコ微粒子の詳細】
反応炉から放出される金色の光の粒子。触れた対象の「確率」を改変させる―「回避不可能だった攻撃が必ず避けられる」「絶対に壊れない装甲が一瞬だけ壊れる」など、物理的な絶対性を相対化する。
龍島博士はこの技術を完成させる前に殉職したため、**「この技術は人類が手にすべきではないのかもしれない」**という危惧も残されている。
■ 武装・能力
主武装
防御・機動
近接戦闘
■ 敵対組織「機械神教(メカニズム・カルト)」
異界〈機械界〉より侵攻する**「感情を捨て去った完全論理生命体」**の総称。生体部分を一切持たず、有機物を「不完全な過去の遺物」と排斥している。
【アンチサイコリアクター】
シェルザウラーの「サイコリアクター」に対して開発された対抗技術。「感情」を「ノイズ」として定義し、周囲の感情エネルギーを強制的にゼロに変換する。これを搭載した敵機と遭遇すると、シェルザウラーは「寂しさ」によって力を発揮できなくなる。
指揮个体「プリースト・オブ・ジ・オーダー」
機械神教の高位指揮官。人間の形を模しているが、内部は無数のナノマシン。龍島博士のかつての同僚であり、博士の死に深く関わしている(この事実はシェルザウラーの魂にトラウマとして刻まれている)。
■ 近況・日常(魂たちの会話)
【出撃前の小さな儀式】
出撃前、シェルザウラー(龍の魂)は必ず「頭を撫でてほしい」と博士の残滓に甘える。しかし、巨体であるため、実際には自分の爪で甲羅をカリカリとこすり合わせるという可愛らしい(?)行動を見せる。
【市民との距離感】
550トンの巨体のため、**「歩く時は常に爪の先を立てて、足裏の接地面積を最小限にする」**という苦行を行っている。それでも、たまに尻尾がビルに当たって窓ガラスを割ってしまい、「ごめんなさい!」と心の中で謝りながら戦場へ向かう。
【最近の悩み】
子供たちが「怪獣だー!」と泣きながら逃げていくのがとても辛い。敵のメカノイドと戦っている時こそ、逆に「あの青い怪獣、実は守ってくれてるんじゃ…?」と理解され始めているが、平和な時に公園に立っているだけでパニックになる。
「僕、怪獣じゃないよ。友達になりたいだけなのに…」
―心臓部で、小さな龍がゴロゴロと丸まっている。
【補足:魂の同居の詳細】
龍島博士の魂は、時々「人間時代の記憶」を断片的にシェルザウラーに伝える。特に娘の繭(現在はシェルザウラーの専属整備士で、父の魂がこの機体にいることを知っている)のことを語る時、サイコリアクターは安定的な黄金色に輝く。シェルザウラーは「繭さんはお姉ちゃんみたいなもの」と認識しており、彼女が整備に来ると甲羅をカタカタ鳴らして喜ぶ。