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からあげ食べまーす
shima-chan
シャワーから上がった従姉(あね)は、いつの間にか私の体操服に着替えてくつろいでいた。なんなら夕飯まで食べていく気でいるらしい。 当時、父は単身赴任中だったし、反抗期真っ盛りだった私に比べ、人懐っこい従姉の方が母にとっても接しやすかったのだろう。母は終始ニコニコしていた。 夕食後、誰よりも唐揚げを多く平らげた従姉は、けろりと言った。 「もう今から家帰るの面倒だし、今日は泊まってくよ」 従姉の家は徒歩圏なのだが、既に夜道は暗いし、今さら帰るのも面倒だったのだろう。 突然の話に私は困惑していた。しかし、あの時の私は、心の底では嬉しかったことに気づいていなかった。