Glacia-Mio
猫空 (Neko_zora)


白昼と夜の小さな魔法 : 00 うさぎとひつじの旅 不器用で、 泣き虫で、 何をしてもうまくできない自分。 それでも―― 歩いてきた一歩一歩は、 確かにそこに残された軌跡 何度も読み返された、 古びた日記。 長い時間をかけて綴られてきた、 一冊の絵本。 あの日、 ひつじがうさぎに贈ったオルゴール。 今もなお、 大切に、大切にしまわれている。 少し色褪せてしまっても、 その音色と記憶は、 まだ失われていない。 ページをめくるたび、 二人で歩いた旅の続きを、 そっと思い出す。 白昼と夜の境目に残った、 小さな魔法のように 願わくば―― これからも、 毎日の「今」という瞬間を、 大切にできますように 過ぎていく時間を惜しみながらではなく、 今ここにある小さな幸せを、 ひとつひとつ大切にしながら。 白昼と夜を越えて、 うさぎと羊の旅は続いていく。 小さな魔法と、 大切な思い出を胸に。