夜のネオンの灯りの中で、ひらひらと舞う美しい蝶♡ そう、それがワタクシですの♡ お~っほっほっほ♡
ちちぷい産 ↓ここからは、以前の文章の流用です。 まひろお兄ちゃんがゴミ捨て場で拾った呪いの鏡。 それは、ただの鏡では無く、強力な精神操作の魔力が込められていて……。 「お~っほっほっほ♡ ワタクシは世界一の絶世の美女でクレオパトラの生まれ変わり♡ マヒロ・アントワネットですわ♡」 持ち主の自尊心と虚栄心とをバグらせて、自称貴族の誇大妄想持ちのナルシストに変えてしまうという恐ろしい物だった。 さて夜の街を、息を切らせながら走っているみはり。 みはりは焦っていた。 お兄ちゃんが変になった原因の鏡の事を調べるためにと、書庫に籠りちょっと目を離している隙に、明らかに正気を失った状態のお兄ちゃんが、家の外に飛び出して行ってしまったからだ。 しまったぁ。まずは、拘束するなり、睡眠薬で眠らせるなりしておくべきだったぁっ! ついうっかり知的好奇心に気を取られ過ぎたわ。私のバカ! みはり「はぁはぁ。 お兄ちゃん、一体どこに行ったのよ?」 みはりは焦っていた。 だって、今のお兄ちゃんを放っておいたら。 どこで何をしでかすか、わかったもんじゃないじゃない。 みはり「お兄ちゃんが、とんでもない黒歴史を作って手遅れになる前に、さっさと見つけ出さないと!」 やみくもに探しても見つからないかぁ。 もしかして、SNSに何か情報あがってるかも? 呪いの鏡の魔力のせいで、超派手好きになったお兄ちゃんの事だ。 きっと、世間の注目を無駄に集めているに違いない。 そして、SNSでお兄ちゃんの写真と、それに群がるやじ馬たちのコメントを発見。 写真に写っていた建物から、お兄ちゃんの居場所を見つけ出す事に成功した。 まひろ「夜のネオンの灯りの中で、ひらひらと舞う美しい蝶♡ そう、それがワタクシですの♡ お~っほっほっほ♡」 みはり「どうしよう。やじ馬だけならともかく、何で警察まで来てるのよ……。 やばい、こんな痛い自意識過剰女と姉妹だって思われたくない……。」

