【小説挿絵】閑話: 亡霊③
アサトン


剣と魔法の西洋ファンタジー世界。宿の一室、夜。窓の外には静かな迷宮都市の夜景。ろうそくの淡い明かりが室内を照らす。白銀のシルバーグレーロングヘア紫色の瞳の若い女性剣士が枕を投げつけた直後の姿勢、怒った表情で少し離れた場所に浮かぶ発光体を睨みつけている。手首の腕輪から発光体が浮かび上がっている。 彼女から数メートル離れた空間に、グレーの髪で古めかしい魔導師のローブを纏った成人男性の姿をした発光体が浮かんでいる。フード付きの深い色合いのローブ、襟や袖口に金の刺繍。武器は何も持たない、手ぶらの姿。体の輪郭がぼんやりと透けており、光の粒子をまとうように淡く発光している。表情は軽薄で飄々とした笑みを浮かべながら、両手を広げている。足は描かず、下半身は淡く消えていくようなシルエットにする。二人の間の空間を広めに取り、コミカルながらも緊張感のある「対峙」の構図にする。呆れと真剣さが入り混じる一枚絵。