(291)傭われ暮らしの獣少女
bird-800(トリはっぴゃく)


万千夏の口から続けて語られた事実は、律希にとって出来ることなら知りたくもなかったことだった。思わず青ざめる律希。なんとも言い難い表情で目を伏せる万千夏。…そのまま、かなりの時間が経った。 律希「…それ、瀬尾み…いえ、七迦くんは…」 万千夏「知らない。無論、葵と桂那にも話していない」 律希「…そうですか…」 また、沈黙の時間が経つ。 律希「…今日はこのまま失礼します…」 万千夏「律希ちゃん…君は」 律希「…大丈夫です。…教えていただいてありがとうございます、万千夏さん」 万千夏「……」