水鯨の沖跳び(水の輪)
ヤマドリ卓


【ネグル】 「海中で見てもやっぱり綺麗だね。」 ネグルは上にいる水鯨を見上げたまま呟く。 【ヤマドリ】 「そうだね~。しかも水鯨のお腹側から見るって中々にレアだよ~。」 ヤマドリも水鯨を見上げ嬉しそうに目を細める。 ふとネグルが周囲を見渡しつつ首をかしげる。 【ネグル】 「…そういえば僕達の周りだけ水が長方形型にないんだけど、どうなってるの???」 そう言われるとヤマドリは少しだけ得意げな表情になり、語り始める。 【ヤマドリ】 「ん?そりゃあ、ちょっと特殊なプログラム入れて私達の周囲のみ水を切り抜くっていう設定にしてあるからね。あ、もちろん生態系に影響ないように調節してあるからそこらへんは問題ないよ。」 ネグルはそれに若干呆れたような感心したような表情になりヤマドリの方を見る。 【ネグル】 「…ま~たとんでもない事やってるねぇ。ほんと君は凄いんだか、抜けてんだか分からなくなるよ。」 【ヤマドリ】「むぅ!!そこは凄いでおさめてくれてもいいじゃんか!!」 なんだかんだ言いながら、しばらく水鯨鑑賞を続けている2人であった。