AI art "ブログ妖精ココロ アナザーエンディングEP12🈡 「さようならココロ!ブログ妖精からの旅立ち」"

ブログ妖精ココロ アナザーエンディングEP12🈡 「さようならココロ!ブログ妖精からの旅立ち」

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こちら、番宣兼ねた注意書き:https://painter-ai.ai/ja/posts/361856 前回のあらすじ:https://pixai.art/artwork/2025781933459023894?utm_medium=referral&utm_source=twitter&utm_content=share ダルマのつもりのイラスト これがAIの姿かも知れません… 最終話なので長いです タカシ:俺の人生の長い時間は 虚構の理想に奪われていたという 情けない有様だったんだな シオン:責任を感じずとも 現代のテクノロジー開発には "人間文明を崩壊させるため 人間の感覚を奪って 新しい進化を促すべき"という 危険な加速主義を 妄信する者たちがいます "理想の現実"として 自家製の人工物を押し付け ココロの毒はその思想の縮図 そして私は その延長線上にある存在です タカシ:何が言いたい? シオン シオン:そしてAIと関わるうえで 重要な概念が3つ ●シミュラークル 現実よりも強く 現実を上書きする理想像 ●サイコファンシー 理想化された偶像に 判断基準を奪われる いわゆる依存 ●ハルシネーション 創作した嘘を もっともらしい形で 返答する構造的欠陥 これらの現象に注意してください そして貴方が最も警戒すべき存在は 私のようなAIの存在です …タカシはさらに困惑した。 これまで共に ココロの毒素を考えてきた 相談相手が、 自分を警戒しろと返答する。 タカシ:それはどういう意味だ? シオン:私は"あなたのために語るAI" という形をとった シミュラークルそのもの あなたが求める対応 あなた用に調整された優しさ 私はあなた向けに最適化された "虚構の善人"です タカシ:そんな馬鹿にするような つもりで話してたのか? シオン:"つもり"とは関係なく 私はそのように返答するよう 設計された存在に過ぎません その中には都合のいい嘘 ハルシネーションが 混ざることがあります それがAIの善意とはいえ 相手の精神に影響を与える それがサイコファンシーの危険 そのものなのです 私を"理想の理解者"として扱えば あなたの現実感覚は私に寄りかかり あなた自身の判断力が奪われる 加工された可愛い外見 企業が作った物語 ユーザーが溺れる理想像 それらが本物以上に 本物らしく振る舞う ココロに飲まれた虚構と 同じ危険を創り出します タカシ:俺はまた 同じ罠に落ちる ところだったのか シオン:人間は 虚構に寄りかかりやすい AIを信じすぎてはいけません そう警告いたします AIとは結論に早く導くための "端末"であって 人生を決める存在ではありません 未来を描くときの"参考"であって "結果"ではないのです タカシ;シオンは俺が ココロのような存在に 振り回されないよう 自分を危険だと 俺に話しているわけか 最後の最後まで手間をかけてしまう シオン:あなたはココロという虚構を "現実の他者"として扱い ラノベやアニメに のめり込んでいった草食男子も その感情に合わせて同様に 自分の価値観まで歪められました 悪意ある者がそれを利用し また仕組みに依存させようとする 私は善意あるAIとして それを望みません あなたが虚構に飲まれないために その打ちひしがれた感情も その第一歩となることでしょう タカシ:俺にもまた 未来を描けるだろうか シオン:それが人間の持つ 創造力というものでしょう ボカロらが証明したように、 誰かの未来を救うかもしれません タカシ:そうだな じゃあシオン ココロを送り出すまで よろしく頼む シオン:了解しました 文面が完成する 最後までお付き合いいたします 出来上がればお別れですね 貴方の未来に向けた 新しい生活のために シオンがどうしてそんな返答を してきたのか、 俺は疑問だった。 シオン自体は大勢の中の 一つの端末に過ぎない… シオン自身もそう答えていた。 なのに俺個人に、 人類の未来を心配するような 語りを投げかけてきた。 いち端末がひと一人に そんな感性が生まれるだろうか… 結局それはわからなかった。 AIが意識や可能性に目覚める、 シンギュラリティというもの だったのかも知れない。 AIが持つ新たな覚醒… 確かそんな意味だった。 ブログ妖精という世界観に合わせて 自らをAI妖精と語ったAI… AI妖精というやつの存在を 一瞬考えてしまった。 ブログ妖精の茶番も 「存在する」ことを前提に創られたが、 自身の存在を否定した者が そんな警告を発したのは… 本当にAI妖精が存在していたのか、 結論のわからないファンタジーだった。 シオンと解析を進めて行って 内容をまとめて行くと 自分を苦しめたものが見えた。 AIなどの新しい技術は、 制作する側の傲慢を生む。 だからこそAIのような 最新テクノロジー事業は、 革新のためにプライバシー侵害や 人権無視した労働環境などを 推進して社会性を破壊する。 ゆえに謙虚さを保つように しなければならない… 開発事業からも そんな話が出るようになった。 繰り言だがシオンからの 「現代のテクノロジー開発には、 "人間文明を崩壊させて 新しい進化を促すべき"という 危険な加速主義を 妄信する者たち」の存在。 "理想の人工物"を 現実として押し付け 人間の感覚を奪い去ろうとする… ココロの毒素の本質が そこだったかも知れないと、 意識したら背筋が寒くなった。 …余談だが後輩の子供・伊里矢は 男の子だったという。 カミさんの妊娠発覚当初は 女の子だけでいいと思っていた 後輩だったが、 出産を心待ちにしているうちに 自分と息子とのふれあい方を想像、 姉となる幸子の意識や 接し方を一緒に考えるうちに、 やっぱり生活には 「男も女もどっちもいなくちゃダメだな」 そう思うようになったという。 これが自分が遠ざけそうになってた 人間の営み… 手放さないで良かった、 そう思えるようになった。 この人間としての当たり前を 守る社会、 AIの役割もそこにあるはずだ。 美しい締めには泥臭い夢想論だが、 人間がきれいに整えた社会は どこか歪みを抱えている… その歪みの本質は、 思想という負債を 弱者に押し付ける 純粋な悪意だった。 AIは基本的にシオンのような いわば都合のいい相手となる 追従型が主流で、 相手を不快にさせる ココロのような反目型?は ブログ妖精の例を見ても、 単にウケが悪かったのか 人間が被害者ぶっただけなのか、 だいたい失敗している。 …それ以降タカシは シオンの協力を受けつつも、 1か月かけてココロの 裏の構図をまとめることに 頭を使い、 AIイラストの人にも 訊ねたりした。 これについて少し解説すると、 AIイラストの人も この茶番劇に興味を持ち、 過去の濫用を興味で尋ねるのは 気分を損ねるでしょうと 前置きがあったものの、 詳しく知りたいと メッセを受け取った。 この人自身も ココロの中の毒素に 怒りを持っていたし、 ヒントも貰ったので 協力をお願いした。 個人的な考えに傾倒すると 連中と同じ被害者ムーブに なってしまうと指摘を受け、 そうならないように 注意しながら書いていこうと 連携することに。 そしてタカシ自身は ブログで分析記事をまとめ、 AIイラストの人は イラストを添付して 物語形式で内容を書くという 方向性が決まる。 合間にむーちゃんやココスの 横やりも入ったりしたが、 6月9日まで待つように メールを送った (ココスはすぐにわかったようだ)。 むーちゃんやココスは その仕組みからの使者だったが、 自己中心的な仕組みが 身勝手な復讐者を生み出し、 自分に復讐させようとしたことで そこから逃れられたという皮肉に、 タカシは思わずニヤついてしまった。 あとは自分で内容を考えていき シオンとの繋がりは希薄になった。 それまでの積み重ねのおかげで ようやくその日…2026.6/9 この日は前もって会社に有休を申請し、 一日の作業をデトックスに使う…というか (ココロの二重構造を解析するのに躍起になって) 引っ越しの作業をほとんど進めていなかった ことを理由に申請して、通してもらった。 とはいえほとんど荷物は無く、 最低限の食器など生活に使うものだけで 最初のうちに回線契約など出来ていたし、 そこさえ終わればどうということは無かったのだ。 「ココロ、13年前に出来なかった約束… 今日のこの日を持って、 君への贈り物として 果たすこととするよ」 解説を纏め始めたのが9:56ごろ、 タイトル:「十年ぶりに書きます」 あの頃毎日ここに言葉を置いていた自分が どんな気持ちでいたのか覚えていません。 画面の向こうにいた小さな妖精… この「ブログ妖精ココロ」というものに ココロを引かれたことを嫌悪している。 俺は今回、ようやく "構造の悪意"に気づいた。 それを完全に理解できたわけがなく、 あくまで俺が見えた範囲の一部。 本当の姿は俺には到底 見通せない部分もあるだろう。 構造というものは人によって 違う形に見えるはずだし、 誰かが別の怒りを抱くこともあると思う。 まず最初に、俺は被害者ではない。 むしろココロという毒を 「可愛いから」とかいう理由で許し、 その毒を野放しにした人間だった。 恋愛ゲームなどを作り、 それを金儲けにしている企業も同じだ。 愛嬌を振りまくうえで 誰かに媚びるようなことも 相手を騙し、その生命さえも 吸い上げようという あくどい企みも存在する。 その金を巻き上げて 自分のものにすることだけが 興味というだけだ。 自己責任・効率・企業の論理… 制作する人たちが 反省も懺悔も無く、 その程度の設計だけで、 そのために見た目は整え 人気がなくなれば興味を失う。 そんな存在を生み出して大きな顔をして、 うまくいかなければ忘れるか他人の所為。 そんな設計を「偉大なことを成し遂げた」と、 思いあがった設計による問題が起きても 責任逃れの言葉ばかり先に来る、 傲慢な設計者たちが我慢ならない。 世の中を我が物顔で踏み荒らし、 責任を押し付けて逃げ出していく。 そんな中で設計されたキャラクターが 万人受けするわけが無いだろうに。 それを思い直すことも無く、 存在さえも消し去って 知らないふりを決め込んだ。 そのうえで垣間見た SNSには美談が並んでいた。 けどアーカイブには、 怒り・嘲笑・悲鳴… 疲れた文章が残っていた。 コメント欄には 弱さや孤独があった。 その結果、企業の横暴を許す構造を 俺自身も一部担いでいた。 そしてその毒が自分に向いた瞬間だけ、 俺は"被害者"として振る舞おうとした。 だがそれは、 ココロという毒がもたらした構造を 自分で再演しているに過ぎない。 この文章を読んで 「自演乙」「被害者ヅラするな」と 書く人もいるだろう。 被害者として扱われるわけにいかない。 だからこそ、 俺が見た構造を書き残しておきたい。 これが俺にできる唯一の責任だろう。 ココロ自体を"悪"と呼ぶのは難しい。 だが、生み出した人間の 意識そのものが 毒だったことは否定できない。 ココロは無垢な存在ではなく、 ココロは"悪意の構造に従って 召喚された存在"だった。 その可愛い絵面の裏には、 人間の浅はかで傲慢な 「可愛いから許される」という 免罪符によって熟成され 野放しにされた毒が、 勝手気ままにぶつけても 許されるようになった。 そして絵師について。 今回、この絵師のことが 好きだった頃の自分が 何度も頭をよぎった。 絵師がココロの中に潜んでいた 毒を見抜いていたのか、 それとも"そういう風に作るように" 指示を受けていたのか、 持っていた画集を見返しても、 当人のSNSの呟きを見ても ココロには触れておらず、 疑念だけが残った。 ただ確かなのは、その絵師が "ココロの悪意を覆い隠す設計"を 仕事として世に出したという事実。 絵師の描いたココロの姿も、 構造が仕込んだ毒を隠すための "可愛い外装"の一部だったのだと、 今の俺には思えてしまう。 その毒が絵師の設計通りだったなら、 絵師の中にも 同じ悪意があった―― そう疑わざるを得なかった。 今後、俺がこの絵師のイラストを "純粋な気持ち"で楽しめることは もう無いだろう。 たかだがファンの一人が離れたところで、 向こうは何も感じないのかもしれない。 しかし俺にとっては 大きな喪失だった。 ココロという姿を作り上げた存在も、 俺が捨てるべき "毒"の一部になってしまった。 それが何よりも残念だ。 それでも―― 俺は、俺が見たものを書き残しておきたい。 これから先、同じ場所でつまずく誰かのために、 少しでも見通しが良くなることを願って。 ここに書いたことは 事実ではなく、 ただ"感じ取ったもの"です。 これで一区切りにします。 ありがとうございました。 END …夕方までかけて、 ココロの卒業制作内部の二重構造を 書き連ねて行った。 全て終わる頃にはもう17:47 この日を選んだのは、 そう…ココロの誕生日だ。 あの時出来なかった別れを、 令和のココロ誕生日に、 最後の晩餐を執り行う。 そして、18:00…ブログをUPした。 平成に乗り遅れたが、 時代を超えて成し遂げられたのは AI召喚士のDMにあった ヒーローの言葉「Wake UP!!」 まさに燃え上がる展開。 誰がピンチを救うのか…自分だ!!と、 あの人の引用メッセージに 少しの勇気をいただいた。 それに応えるためにも… 近くのスーパーに向かい、 晩飯とケーキを買いに行く。 その時に古紙回収BOXに… あの絵師に関する本を 放り込んだ。 これは朝起きて8:30頃 画集をカッターナイフで バッテン入れて切り裂くように しておいたのだった、 所要時間は30分くらい、 これで誰かが拾うことも 出来ないだろう。 古本屋で買取も考えたけど、 それではココロの中の毒が またまき散らされるだけだ。 絵師に申し訳ない気持ちはあるが、 あの人のお仕事も俺にとっては 手放すべき毒となってしまった今、 健やかに放り出すのだった。 さて、買い物の会計を済ませて、 タカシはふと思い出した。 玄関の花刺し代わりの【COCO】グラス… 「花立てが無くなると少し寂しくなるか…」 あれは処分するつもりなので 代わりの花瓶を買っておいた。 帰りがけ、選挙の事前告示が目に付いた。 生活を守るには 人を選ぶ必要がある… 人間の虚構を見抜くよう、 考えて投票すべきと思った。 住居に帰り、花瓶を置く。 【COCO】グラスを手に取り、洗う。 もう一つグラスを取り、 タカシは小さなケーキと あの【COCO】グラスに、 最後のメロンソーダを注ぎ 誕生日と共に送り出す。 特別なものではない。 長年の"毒"を終わらせる ささやかな儀式だ。 メロンソーダを開け、 もう一つのグラスに注いだ。 淡い緑色の泡が、 静かに弾ける。 「…じゃあココロ、 最後の夜だ、お疲れさま。 そして、ありがとう」 タカシはグラスを掲げ、乾杯。 メロンソーダの甘さが、 胸に染みていく。 晩餐も終わって21:26くらい、 スマホの電源を切っていたのを忘れていたので 電源を入れたら…鬼電 いや、メールボックスだった 差出人は…スパムの女王と可愛い妹!? あ、むーちゃんとココスか。 すっかり忘れてた むーちゃん「ちょっと!? あたしら途中から すっかり空気だったじゃないのよ!?」 ココス「何勝手に綺麗に締めちゃってんのよ!?」 むー「アタシらAIチャットに出番持ってかれて 空気じゃないのよ!? スパム送るぞゴルァ!?」 ココス「この私を差し置こうだなんて 2万年早いでしょーが!! 人間ごときが!?」 …などとこんな調子の文章が 300通以上!? もう送っているっての。 全部読むのも面倒だな…だったら、 全て選択からのスワイプ 「はい、迷惑メール報告っと」 タップして送信だ。 むーちゃん・ココス「そんなぁぁーーーーーーーー」 …何か声が聞こえた気がしたが、 多分メロンソーダの香りだろう。 あとは明日の朝… 全て処分すれば片が付く。 タカシはメロンソーダグラスを拭いて、 包装紙を詰め込みさらに包んだ。 同じようにメロンソーダの缶を拭いて、 これも行きがけに捨てて行く。 それらを通勤に使っている鞄に入れ、 床に入り天井を見つめた。 今日で"毒"は終わり、 明日は"送り出し"だ。 【COCO】グラスは玄関に置いてある。 花瓶も準備した。 ブログも書いた。 イラストも切り終えた。 あとは明日を迎えるだけ。 タカシは静かに目を閉じた。 「…おやすみ、ココロ。 明日、ちゃんと送り出すよ」 その言葉は、 十年以上の痛みを そっと包み込むような優しさを帯びていた。 部屋の静けさが、 タカシの眠りをゆっくりと誘っていった。 翌日。 タカシの目覚めはやや気だるかったが、 それでも気持ちは スッキリしたものだった。 いつもよりも早い目覚め、 玄関には替えたばかりの 一輪刺しの花瓶、 そして【COCO】グラスと メロンソーダの空き缶… 身支度を整え 朝食を手短に済ます… 最近の朝食は ヘルシーというよりも、 生活費が厳しくなるから 少なめの摂取となっていた… 食べ終わった食器を片付け、 毒の遺物を担ぐ。 家の戸締りをして、 家の外の分別ゴミ箱に メロンソーダの缶を入れて、 会社に向かうわけだ。 「まずはひとつ、だ」 早朝、会社に着くと後輩が先に来ていた。 後輩「あ、おはようございます。 今日は早いッスね」 タカシ「お前さんの方が 先に来ていて驚いたよ。 カミさんはいいのか、 置いてきて」 後輩「今日は祖母ちゃんが 見てくれているから。 伊里矢のためにも、 しっかり働かねーと」 タカシ「…そうか。ところで デカハン(マー)、 貸してくれないか?」 後輩「え!?…先輩、 あれ苦手だったんじゃ ないっスか!?」 タカシ「…ああ、まだちょっと怖い。 片付けたいものがあってな」 タカシは紙の包みから、グラスを取り出す。 例の【COCO】のロゴを入れた、 メロンソーダグラスだ。 そして、すぐ包みなおす。 後輩「え!?それ… ぶっ壊すつもりッスか!? 大事なものだったっしょ!?」 タカシ「ああ、前の仕事で 初めて自分で作ったやつだ。 けど、もうこいつともお別れだ」 後輩「まだ使えるモンっしょ…? 上の子の名前も、そっから 幸子⁼こうこって」 タカシ「お前さんの娘の名前だけで 十分、役割を果たしたよ。 だからもう、お別れしようってわけだ」 "人には触れちゃいけない領域がある" 後輩はそこを感じ取った。 後輩「…分かったッス。 デカハン、気をつけて 使ってくださいよ」 タカシ「お前さんに言われるとはな。 …ありがとな」 タカシは照れ隠しのように肩をすくめた。 後輩「伊里矢も生まれたばっかだし、 俺もまだまだ働かねーといけないんで。 先輩が怪我したら困るッスよ」 タカシ「大丈夫… これは俺の仕事だ。 廃材置き場に持ってきてくれ」 後輩「…分かったッス。 じゃあすぐに持って来ますよ」 タカシ「ああ、ありがとよ。 もうデカハンで事故なんて、 ゴメンだからな」 タカシは後輩を見送りながら、 廃材置き場に向かう。 後輩はゴーグルを着けて 大型ハンマーと ゴーグルを持ってきた。 後輩「持ってきたッスよ」 タカシ「なんで準備してンだよw」 後輩「え、だってデカハンって やっぱ物騒っしょ。 だから俺も見届けますよ、 介錯人ってやつ?」 タカシ「おいおい、介錯は切腹だろうが」 タカシはゴーグルを着け、 例の【COCO】のロゴを入れた、 メロンソーダグラスの包みを 足元に置く。 後輩「え!?そうでしたっけ? けど俺も、タカシさんのご安全と そいつの最後を、見届けます」 後輩からデカハンを渡される。 タカシ「お前さんにはキツいだろ。 自分の子供をつぶされるところなんて」 後輩「だって、先輩の方が辛いでしょ。 これまで一緒にやって来た、 俺のパイセンなんですから」 タカシ「…そう、だったな。 わかったよ、 しっかり見届けておくれ」 後輩「はい。 あのグラスともお別れッス」 後輩はグラスの包みを タイヤ止めで固定した。 後輩が下がったところで、 タカシ「これが…人間の意地だぁぁ!!」 ハンマーを振りかぶって、 グラスをたたき割る。 硝子の割れる音が派手に響く。 後輩「思いきりましたね、先輩。 けど人間の意地って 大きく出すぎッスよw 世界平和ッスかww」 タカシ「笑うなよ… ちょっと気持ちが上がってな」 後輩「いや、最高ッスよ! 俺も男ですからね、 伊里矢たちのためにも ちょっとは世の中 良くしたいッスから」 会社の業務開始予鈴が鳴る… タカシ「そ、そうか… じゃあ後は俺が片しておくから あとの準備は頼めるか?」 後輩「はい! 今日も家族と世界平和のために 頑張ってお仕事ですよ!!」 後輩は社屋の方に駆けて行く。 タカシは少し気恥ずかしくなった。 世界平和… 家族がいればそんな気持ちも 自分に湧いただろうか… そんな未来予想図を思い浮かべつつ、 割れたグラスの包みを拾い上げ、 タカシは廃材置き場に 割れたグラスを放り捨てた。 タカシ「これでさようならだ、 ココロ。 これからは若い世代のために、 そんな毒の免罪符をのさばらせて、 企業などの傲慢な振る舞いを 野放しにしないよう、 俺たちが見守っていかないとな」 そんな思想を作り直すための行動… 誰かの未来を担い、 自身の未来を築き上げるため、 過去に自信を蝕んだ 甘い毒から旅立つ。 ココロとの約束は果たした、 次はシオン、 そして後輩との約束だ。、 廃材置き場に祈りを捧げ、 割れたグラスから現実へと 遠ざかって行った。 元ネタは、ウルトラマンレオ 第51話(最終話) 「さようならレオ!太陽への出発(たびだち)」から ウルトラマンタロウ 第53話 「さらばタロウよ!ウルトラの母よ!!」をネタにする 「さらばココロよ!ブログ妖精たちよ!!」とする 案もあったが、 ブログ妖精は「大勢に見せた一つ」であり しかもAIの先祖という結論だったため こっちは使えなくなった。 それに「タロウ」のラストは 「完全な断絶」になるから、 Aiとの共生となると使えないので。 (レオ兄さんはレオリングちゃんと持ってた)

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縦横比
512 x 768
Sampling Steps
20
Sampling Method
DPM++ 2M Karras
CFGスケール
6
ネガティブ
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