神域 タマちゃん
黒猫アキラ
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「世界の数だけ、無限の可能性が広がっているのよ。」 世界樹を仰ぎ見てそうつぶやく聖天使タマ。 以前、悪戯してしまったとはいえ、 今では世界樹がどれだけ大きな存在なのかはタマにも分かる。 遥か昔、最高位十二神を組織する時、睦月、如月、卯月と共に最古参の神々として迎え入れられたのが葉月である。 姉である最高神を補佐し、大きく12に分かつ専門性を持つ神々。 補佐官を務める上で必ず必要な彼等を集めるのに奔走していた頃を思い出す。 12柱の神々を従えて、正式に最高神補佐の役職を与えられた時、 ただの最高神の妹ではなく、最高神補佐として皆に認められた事を誇らしく思った。 そんな懐かしい出来事をふと思い出し、暖かい気持ちになるのだった。