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Futuristic Alchemist
DarkRice
時空統制管理庁、通称"時統庁"の隷下組織である時間移動管理局。通称“時動局”。 ここには時間移動にまつわる多種多様な仕事があるが、今回は統括組織である“時統庁”の話。 彼は時統庁長官である。 「おやぁ、大変なことになってるねぇ〜」 のんびりとした口調で、彼は孫の監察室長から送られてきた報告書に目を通した。 年齢は70を超えているはずだが、30代にしか見えない若々しい容姿。一部では時間遡行の後遺症、あるいは不老不死なのではとも噂されている。 「あはは、そんなわけないってぇ〜」 と本人は否定しているが、笑顔から滲む圧力と奥深くにある冷えたような目は真実を曇らせるに十分だった。 穏やかな口調とは裏腹に、彼の能力は底が知れない。幹部は全員マントを羽織っているが、その中でも彼が背負っているのは、長官と官房長にのみ着用を許されている時統庁の最高機密を封じた権威あるマントだ。 「さぁて、どうしようかなぁ〜。このレベルだとぉ、幹部の首が5つは飛ぶなぁ。配置も変えてぇ、再発防止策と教育が必要だねぇ。他の官庁へ根回しもやらなきゃなぁ。」 彼は魔法陣のような計算式を展開し、秘匿通話で各方面へ連絡し始めた。 「時間の秩序と統制のためにぃ、みんなには頑張って貰わなきゃねぇ〜」