古代図書館
drunker
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司書さん「さて、少し休憩しましょう。」 白魔導士さん「はい…いくつか、お伺いしたいのですが」 司「なにかしら?」 白「何故、私を雇ってくださったのですか?私は、元とはいえ魔族で、貴女達を騙していた…」 司「元、でしょう?だから関係無いわ。雇った理由は…まず、貴女が本好きだから、次に、優秀なのがわかっていたから、そして、ここの常連さんで勝手を知っているから…こんなところかしら」 白「もう一つ。…司書さん、貴女は、魔族ですね?それも、途轍もなく力の強い」 司「あら、気付いていたの?」 白「確信したのは雇って頂いてからですけれど…あの方達は御存知なのですか?」 司「術師君と学者ちゃんは知っているわ。三白眼ちゃんは…言った事は無いけれど、勘の良い子だから気づいているかもしれないわね。私からも聞きたいのだけど、魔族に戻りたいとは思わない?」 白「思わない…と言えば嘘になるけれど、この人間の身体は私の罪の証…人間として生きる覚悟はできています」 司「そう…それが聞けて安心したわ…。私はね、白魔導士さん、貴女を魔族に戻してあげることができるわ」 白「!…そんなことが…しかし、何故…?」 司「あの2人、術師君と学者ちゃんの為ね…あの子達は生まれ持った祝福(読み:のろい)によって死ぬことができない…だから、いずれ皆に取り残される2人のために、同じ時を生きる仲間になってあげて欲しいのよ…そして、できればあの2人の「計画」を手伝ってあげて欲しい…。勿論、単純に貴女の事が気に入ったということもあるけれど、ね」 白「そうですか…司書さん、答えはいったん保留にしても構わないでしょうか?」 司「ええ。勿論。答えは急がないからゆっくり考えて…」