魔法少女のティータイム
宮魚美弥🐱🐟-みやうおみや-
放課後の魔法学園カフェ。 今日の実習課題は、“最高の一杯”を淹れること。 ほかの生徒たちは魔法で派手な演出を競い合うけれど、リンは少し違う。 丁寧にエスプレッソを抽出し、ミルクを静かに注ぐ。 そして最後に、ほんの少しだけ魔法を添える。 ふわりと青い光がカップを包み、ハートのラテアートが優しく輝いた。 「魔法はお手伝いするだけ。」 「美味しさは、ちゃんと自分で作るんだよ。」 その一杯を受け取った人は、不思議と心が温かくなって、自然と笑顔になるという。 今日も魔法学園カフェには、優しい香りと小さな奇跡が広がっていた。