外天邪龍エンデカンナ
slyt


悪意を持った世界たる彼は、無数の世界に自身の情報を飛ばし、自身を『知った』知性を探り当ててはそれを中心とした世界の因果を観察し弄び、そして掬って食らい味わうのだ。 彼に吸われた知性たちは彼に囚われ、彼の中で永久に因業を果たし続ける定めを負い、やがて彼の悪意の一部として消化(昇華)する。 エンデカンナとは『彩光の終焉』の意味を有する。それは彼に食われてほろんだ世界の絶叫が他の世界の知性に届いて意味づけられたのか、あるいは彼の悪意自身がそのような意味をつけさせたのか……。