第70話 大山さんと???

店長が右京さんにコッテリ怒られている頃。 陽が傾き始めた公園に大山さんと中村さんはいた。 大山さん「私に渡したいもの?」 中村さん「そう!手に入れるの苦労したんだからね!」 意気揚々とハンドバッグを漁る親友。 はて、記憶には無いが何か受け取る約束でもしてただろうか。 中村さん「はい。もしもの時のコ◯ドーム」 大山さん「!?!?!」 受け取った瞬間に思考が止まる。 これは何だ?なんだったか? 理解しようとするが脳内コンピューターの処理が追いつかない。 大山さん「こ、これは………?」 絞り出すように声を出す。今はこれが精一杯だった。 中村さん「言っとくけど、私のじゃないからね?」 クールに弁明する親友。 手元には俗に言う避妊具。しかも新品そのものではないか。 おいそれと高校生が買えるものではない。 中村さん「兄貴の部屋からくすねてきた。もしもの時の転ばぬ杖ってやつね。私個人的には授かり婚もやぶさかではないんだけど、部活もあるし、他の部員に迷惑かけられないじゃん?」 なるほど? 中村さん「初デートだから、そんな事は起きないだろうけど、念の為ね?彼も男の子だから、もしかしてがあるかもしれないじゃない。その行為自体は止めないし、むしろGOって感じ?唾つけて、逃げられないようにしなさいよ?」 時折友人が何処まで先を見据えているのか、怖く思うことがある。 大山さん「でも…これは…」 彼を男性と意識してからは考えたことがないとは言えない。興味や関心も人並みにある方だ。 しかし…。 大山さん「いきなり、これは気が早いんじゃないかな…?」 理想を言えば、付き合ってしばらくしてから。それまではプラトニックに行きたい乙女心である。 中村さん「甘いわよ。シオリ。ライバルは左山さんを含めて、三人もいるの。悠長なことは言ってられないわ」 大山さん「う…」 確かに。 中村さん「彼が高校生のうちは、社会人の2人は手を出してこないはず。多分。問題は一番歳の若い大学生の方。年の差なんてあってないようなものだから、気を抜いてると彼が食べられちゃうかもよ?」 大山さん「うう…」 た、確かにロジカルに詰められると彼女の言う通りである。しかし、しかしだ。感情が追いつかないのである。 少し前まで遠くにあったセンシティブな大人なアレコレだったが、彼に想いを伝えた途端、目の前に立ちはだかるのだ。気後れもするも当然だろう。 親友は思慮ができる人間だ。自分よりもずっと人の事を見てるし、考えている。 その上で受け取れというのだ。 目まぐるしく頭の中で考える。彼のこと、知らない事、いろんなことが激流のように脳内をかき回す。 大山さん「と、とりあえず…一つだけ…持っておくね………?」 箱ごとは流石に目立つし置き場に困る。 一つだけなら小物入れにも入るし、親にもバレないだろう。 そう結論付けて、大山さんはコン◯ームを渋々受け取ったのだった。 しばらくご無沙汰してました。 すいません:⁠'⁠( 銀髪美女やジュレちゃんばっか生成してましたね!更新頑張ります!😘

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คอมเมนต์2

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