いつだっただろうか、 この世界に、最初のひびが刻まれたのは。 いつだっただろうか、 そのひびが、黒いレースのように広がり始めたのは。 誰も訪れなくなった聖堂で、 誰にも忘れ去られたものへ、祈りを捧げる。 ――その祈りが、 『彼女』自身へ向けられていたとも知らずに。
JellyFish
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