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時空統制管理庁、通称"時統庁"の隷下組織である時間移動管理局。通称“時動局”。 ここには時間移動にまつわる多種多様な仕事があるが、今回は統括組織である“時統庁”の話。 彼女は時空医療安全部心理支援室に所属する心理技官である。 「こんにちは、どうぞおかけになってくださいな。」 神秘的な宇宙を連想させるここは、いわゆるカウンセリングルームである。心理技官である彼女は、今日も疲れた目をしている職員の話を聞いていた。 「ストレス値が高いと、お聞きいたしました。いかがなされましたか?」 彼女の語り口は優しく、まるで心の奥まで優しく暴き、包んでくれるようだ。実は上司との折り合いが悪く、仕事を大量に与えられているのだと吐露した職員は、相当鬱憤が溜まっていたのだろう。話し始めると言葉が止まらず、涙が溢れ出ていた。 心理技官の仕事は、ただ話を聞くだけではない。 共に問題を整理し、必要であれば職場や上司とも連携しながら、職員が再び安心して任務に就けるよう支援すること。それが彼女の役目だった。 職員は部屋に入ってきた時よりはすっきりした顔をして、持ち場に戻っていった。 心の健康を守るのも、大事な仕事である。