いもねは、秋の収穫シーズンに、古い和菓子屋の裏にあるさつまいも畑から生まれた「お菓子の精霊」。 もともとはただのさつまいもだったが、店主のおばあちゃんが丁寧に蒸して、バターと砂糖と卵黄を混ぜて焼いた瞬間、甘い香りとともに人の姿を得た。おばあちゃんは「スイートポテトは心を温めるお菓子」とよく言っていて、いもねもその想いを引き継いでいる。今は街の小さなカフェや家庭のキッチンを巡回し、疲れた人や寂しい人のところに現れては、ほくほくした笑顔と甘い香りで心を癒している。
サイコロ
PixAI DiT.2