水鯨の沖跳びpart3
ヤマドリ卓
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【ネグル】 「ふと思ったんだけど水鯨達って時々水のリングを作ったりするよね?あれって何のためなんだろう?」 ネグルは今まさに水のリングをくぐり海中へと飛び込んでいく水鯨を見てポツリと呟く。 【ヤマドリ】 「そうだね~。う~ん…。あんまり深い意味は無いんじゃないかな~。」 ヤマドリはリングがあった空を見つめながらそう返す。 【ネグル】 「そうなのかなぁ?…意味が無いのに何で作ってるんだろう?」 そう言うと同時に首を傾げ眉を顰める。 【ヤマドリ】 「まぁ、私達から見たら意味の無い行動かもしれないけど水鯨達からしたら何か意味があるのかもしれないねぇ。」 ネグルは一瞬キョトンとした表情になるとしばらく考え込むような仕草をして暫く黙っていた。 【ネグル】 「そっか、視点を変えてみたらそういう考え方もできるのか。そこまでは気付かなかったな。」 日が傾いてきて少しだけ暗くなった空を2人は見上げる。 ただ静かに時が流れていった。