懐かしき再会 白雪レイド・セバスチャン
炭と化していたガドルフが復帰し、とりあえず白雪レイド達の話を聞く事になった。 ガドルフ「レイド様、何やら用事があるようですが…?」 レイド「実は…」 白雪レイドは経緯を話す。 今、恩人であり、友である渋谷ハルを救う為に一ノ瀬うるはに力を借り、再び宣戦布告した事。 そしてネオポルテと戦うにあたって、スノーホワイト王国が一番いい拠点になると考え、来た事を話す。 レイド「ただ、今もまだ民が住んでるならば、拠点としては無理だな。 流石に迷惑はかけられない。」 ガドルフ「何をおっしゃる!!此処は貴方の故郷にして貴方の国でもある。 勿論民を思いやる気持ちは立派ですが、この難攻不落の自然と城は容易く落ちるシロモノではございません。」 ミラ「それに民もレイド君が帰って来た事は皆嬉しいのです。」 レイド「ううぅぅ…。」 流石に悩む白雪レイド。 難攻不落は知ってはいるが、周りを見て流石に気づく。 レイド「城や城下町を守る魔法防御壁が機能してないな?」 ガドルフ「そ、それは……」 レイド「この極寒の世界を不自由無く暮らせるのは魔法防御壁があるからこその話。 それが機能してないという事は……」 ガドルフ「実は…」 ガドルフの話を聞くと、国が滅んだあの日、何故か魔法防御壁の魔力が尽きた事がわかった。 しかし魔法防御壁の魔力を補充するには膨大な魔力が必要。 それこそ一流魔法使いが一万人居ても足りない程の魔力だから頭を悩ませていた。 レイド「一流魔法使いの魔力を一万人以上を補充…」 頭を悩ませて居るとーーーー クェルス「魔力の補充ぐらいなら私が出来るわよ?」 ミラ「しかし膨大な魔力が……」 クェルス「これでも足りない?」 クェルスの掌に集まる膨大な魔力。 大きさは人の頭程の大きさだが、その魔力量は圧縮されて凄まじい量だった。 ガドルフ「なっ……!?」 ミラ「凄い……」 クェルス「一応、私ライムと互角に戦える強さはあるのよ?」 不敵な笑みで説明するクェルス。 白雪レイド達にはその説明だけで十分通じた。 レイド「それじゃ、魔法防御壁の魔石の所にーーー」 『……レイド様?』 レイド「えっ?」 謎の声により振り返る白雪レイド そして、その姿を見ると同時に再び走り出す。 レイド「爺っ!!セバスチャンじゃないか!!」 セバスチャン「レイド様……お久しゅう御座います。」 執事のセバスチャンとの再会に喜ぶ白雪レイドだった。

