司書さんからの依頼
「勇者パーティ」の前振りと言うか 司書さん「折角の休日に集まって貰って悪いわね」 術師男「いや、俺達いつもお世話になってますし、気にせんでくださいよ」 学者子「そうそう。っていうか珍しいですね。司書さんが私達に頼み事なんて」 白魔導士さん「あの、私も、なんですよね?」 司「ありがとう。早速だけど、三人にはこの場所へ行ってきて欲しいの(スマホに位置情報送信)」 学「ん…?この位置…魔王城ですよね?1000年前の戦いの…」 白「魔王…1000年前、魔物と魔族を率いて人間に戦いを挑み、聖女に討伐されたっていう…」 術「…ここって今何かありましたっけ?魔王討伐後、魔物は狩り尽くされ、探索し尽くされて、アクセス悪いから観光地にもなっていないただの廃城だった気が…」 司「ええ…そうよ…一般的にはね。あなた達には、魔王城に囚われている「ある人」を解放して欲しいの」 白「…「ある人」…司書さんのお知り合い、ですか?」 司「…ええ…そうね…。」 術「囚われている…?廃城に…?」 司「説明不足で申し訳ないけれど、今は「行けばわかる」としか言えないわ」 学「…ま、司書さんがわざわざ私達に頼むってことは、何か意味のある事なんでしょ?引き受けますよ。…ところで、さっきから 気になってたんですが、その水晶玉はなんです?」 司「これは、当時の映像記録装置。聖女達の旅の様子が記録されているわ…。魔王城に持って行って欲しいの」 術「ここで見ればいいんじゃないですか?」 司「…できれば、魔王城の、その人物の所で見て欲しいの。全て見る必要は無い。最初と最後だけ。聖女達の旅立ちと、最後の戦いを、ね…」 学「…わかりました。早速行ってきます。術師男、白魔さん、いいよね?」 術「ああ」 白「はい」 司「ありがとう…気をつけてね…」

