【小説挿絵】第33話 野営
アサトン


長く苦しい旅路の末に、遂に魔王城へとたどり着いた一行。決戦を前に思い出話に花を咲かせ、将来について思いをはせる。 戦士「騎士は魔王倒したら騎士団に戻るんだろ?英雄扱いだよな。次期団長もあり得るんじゃね?」 騎士「実は悩んでるんだよな…英雄として祭り上げられるのは気が引けるし、団長なんて柄でもない。いっその事スパッと辞めて冒険者にでもなろうかと…」 戦士「オイオイ…聖女のことも考えろよな。アタシの親友を不幸にしたら承知しねえぞ。」 聖女「わ、私は、騎士がどんな道を選んでも応援するし、支えるから…」 騎士「聖女…」 戦士「そういうのは二人きりの時にやれ…。…魔法使いは?」 魔法使い「私は魔法ギルドに戻ります。今回の旅で魔法科学発展のヒントが沢山得られましたから。人々の暮らしを豊かにする魔法の研究をしたいなって。」 聖女「り、立派…。戦士はどうするの?村に帰る?」 戦士「アタシは…実は料理人になりたくてさ。王都の店で修行したいと思ってる。」 魔法使い「大賛成です!戦士さんのお料理とっても美味しいですからね。戦士さんがお店出したら毎日食べに行っちゃうかも!」 …ワイワイガヤガヤ… 騎士「…さて、そろそろ休もう。明日は決戦だ。絶対に勝って、みんなで帰ろう。」 聖女「うん!」戦士「ああ!」魔法使い「はい!」