第156話 大山さんとりんご飴
金魚すくいで一匹の出目金を掬うことができた大山さん。 大山さん「この子の名前はパンちゃんにします♪」 早速、出目金に名前をつけて、話しかけている様子。 学校で見られない可愛らしい一面に、思わず頬が緩んでしまう。 小谷くん「なんでパンちゃんなの?」 大山さん「白黒柄がパンダみたいなので」 小谷くん「なるほど。パンダみたいだからパンちゃんか」 厳密に言うと赤と白、そして浅葱色の体色をしたキャリコ柄というのだが、珍しく、赤い部分が少ない個体なのだろう。納得のネーミングである。 小谷くん「次はどこ行こうか?」 大山さん「ええっと、リンゴ飴が食べたくて…」 小谷くん「リンゴ飴か。今まで見てなかったけど、この先にあるかな?」 人で賑わう境内を並んで歩く二人。 すれ違う人を避けながらつかず離れず歩くのはなかなかに骨が折れた。 大山さん「あっ…」 その時。 慣れぬ鼻緒と人混み、加えてパンちゃんを抱えながら歩く大山さんはバランスを崩し、転びそうになった。 小谷くん「大山さん!?」 咄嗟に手を引き、なんとか大山さんの転倒は免れる。 が、その代わりに正面から彼女と抱き合う形になってしまい……。 大山さん「………あ、ありがとうございます」/// 小谷くん「………ど、どういたしまひ…て」/// 改めて彼女との身長差を痛感する。 なにせ、受け止めたはずの自分はなぜか彼女の胸元に顔を埋める形になったのだから。 小谷くん(あぁ、なんか、これ前もあった気がするな……) 赤くなり、熱を帯びる顔。 相反するように頭の中が真っ白になっていく中、ふと思い出した小谷くんなのだった。
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- Ursprünglicher Prompt
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- Modus
- standard
- Größe
- 1024 x 1024
Verwendetes Modell und LoRA
1 private Modelle verwendet
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