過去話 モニカ
レン「凄い……王だったんですね…。」 クェルス「そうね。 けど、致命的な欠点があったの。」 レン「えっ、なんですか?」 如月れんにとってライムは完全無欠の完璧超人みたいな人物と思ってた故に、クェルスの言う致命的な欠点に興味が出る。 クェルス「めんどくさい。 その一言で王位に着かないのよ。」 レン「へっ?」 クェルス「1度やったら最後までや人だけど、やる前だと王位とかリーダーみたいな立場をめんどくさいの一言でやらないのよ。」 予想外の一言 めんどくさがり屋で立場ある地位に中々立たないという理由だった。 流石に如月れんも話を聞いてた橘ひなのやモニカもポカンと唖然とする。 クェルス「私も立場ある地位に居たけど、書類整理…的な作業は全然駄目でね、毎日毎日部屋ひとつ分の書類整理をして…マトモに寝れなかった日々があったの。 けど、たまにライムが来た時は部屋4つ分の書類を半日も経たない内に終わらすの。」 ヒナノ「部屋4つ分の書類を半日以下!?」 クェルス「ライムはね、スピードがこの世で一番速いの。 『超神速』というスキルを持っててね、そのスピードで書類整理をしたらあっという間に無くなってるの。」 モニカ「超神速とは一体なんでしょうか?」 超神速というワードが出た事でライムがゴホンと咳をしてから説明する。 ライム「超神速というのは、よく速さの単位的な言葉で『高速・音速・光速』という言葉を聞いた事はある筈だ。 その最高位に『神速』という神の速度という意味の言葉があるんだ。 …実は神速の更に上があって、それが『超神速』神ですら追いつけない速度って意味の言葉があるんだ。」 ライムの説明に食い込むように話を聞く如月れん。 そこまではいかないが、強くなる為に橘ひなのも真剣な眼差しで話を聞く。 ライム「空気抵抗とか色々問題はあるが、それらをクリアすれば『誰もが追いつけない速度』を操れる事が出来る。 けど、スピードは時には諸刃の剣でな、カウンター時は速度が速ければ速い程ヤバいから注意が必要なんだよ。」 説明を終わると先程の話を続けるライム ライム「たまにクェルスの職場に尋ねるとな……毎日徹夜で髪の毛ボッサボサに乱して、グルグル眼鏡とジャージ着用で書類整理に追われてるクェルスが居るんだよ。 こんだけ美人なクェルスがそんな姿で書類整理をするのを見るとな……そりゃ超神速使ってでも書類整理を手伝うよ。」 ライムの言葉を聞いて恥ずかしそうに赤面するクェルス