湯の月、盃ひと口
夜の露天。松と灯籠と、湯に落ちる月。 岩の縁に腰を下ろし、朱の盃を口へ。踝まで浸かった素足が、小さな波紋を残す。 帯は締めない。青紫の長い着物と、頭上の角だけが鬼だと知らせる。 ここは履いて来る場所やない。湯が先に、酒があと。
参加作品
裸足天国#裸足天国
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