振り向き、湯の足跡
温泉街の夜。湯気が石畳を薄く流れ、足元だけが光る。 後ろ姿のまま、盃を二つ。振り向きざまの笑みと、残した素足。 裾が長く、足跡は浅い。歩いた跡が、湯の膜になって残る。 うちはまだ飲む。あんたはんも、靴、脱いだらどうや。
参加作品
裸足天国#裸足天国
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