授業が終わった体育館。肋木の影をひとつずつ切りながら、モルガンは歩いてくる。左手のタオルはまだ白い。額の汗も鎖骨の汗も、彼女は拭かない。王は、身体がしたことを隠さない。ただこちらを見て、次の許可を待っているだけだ。靴音だけが午後に残る。
ドングリ
PixAI DiT.1